譲れない条件を考える

転居先物件に求める条件とは

引越しをこれからしよういうときは、いろいろな条件を付けたくなります。
できたら、映画やテレビドラマ、オシャレな雑誌などで見たようなステキな物件を夢見る方も多いのではないでしょうか。

引越しをするときに、これだけは外せないという条件はなんですかと聞くアンケートがありました。
条件の全てを満たす物件を探すのは大変なことなので、いろいろある中でも特に欠かせないものを回答してもらっています。

アンケートの7割以上を占めた断トツ第一の回答は、やはり家賃でした。
本人の経済力にあわない物件を選んでしまったら、毎月の家賃の支払いがとどこおってしまいますので、当然の結果です。

2番目に多く、全体の4割を超えた回答が間取りのよさです。
同じ広さの物件でも、間取り次第でずい分と暮らしやすさが違ってきます。

3番目に多かったのは立地で、4割弱でした。
続いて4位は通勤時間、5位は築年数と続きます。
どんなにステキで気に入った場所でも、通勤・通学時間があまりに長くかかってしまうと、睡眠やプライベートの時間を削られることになりかねませんので大切なことです。

築年数は気になるところですが、耐震強度がしっかりしていたり、リノベーションをしてキレイになっていたり、ネット環境などが整っていれば問題ないという方も多そうです。

失敗から学ぼう

引越しをしたことがある方の場合、物件探しにおける譲れない条件はこれまでの引越しで失敗した経験を生かそうとする内容が多くあります。
まだ引越しをしたことがないという方は、失敗したくない方は、先輩たちの経験を参考に役立ててみてはいかがでしょう。

高層ビルにあこがれて最上階に住んだことがあるという方は、二度と住みたくないといいます。
上になにもないので太陽光がすぐ上に直接降り注ぎ、熱で暑くなるのだそうです。
断熱材などを使用してあればそのようなことは怒らないのでしょうが、夏はクーラーをつけてもなかなか涼しくならないそうです。

隣の部屋は学生さんが住んでおり、夜遅くまで酒を飲んで騒いでいて睡眠が妨害されたという方もいます。
全ての学生さんが時間に関係なく騒ぐというわけではありませんし、学部によっては勉強ばかりで遊ぶ余裕がないというところもあります。
物件を契約してしまう前に、夜に何回か行ってみるのもいいかもしれません。

家賃が安い物件はそれだけで魅力的ですが、安いというだけで決めてしまうと住んでから欠陥住宅であることが発覚し後悔することもあります。
ビー玉を持参して床に置くと、力を加えていないのに勝手にコロコロと転がるなど素人でもできる方法で、確認してみることもできます。

相場より安ければ不動産屋さんに安さの理由を聞き、納得できる場合のみ契約をするようにしましょう。