確認の必要性
日本ではまだまだ畳派が多いのですが、少しずつベッド派も増えて来ています。
特に高齢者や身体障害者には、寝起きしやすさを考えると、絶対的にベッドがおすすめです。
問題はお引っ越しの時どうするかになります。
単純にパイプベッドや折りたたみ式なら、そのまま移動すれば良いのですが、そうでないフランスベッドはどうなるのでしょうか。
入れたのだから出せるはずと単純にいかないのが困りものです。
重量もあります。
おそらく家にある家具の中でも、ベッドは超大型家具です。
搬出と搬入の方法を理解しておく必要があります。
おおかたのベッドは解体できるはずなのですが、中には解体不可やプロに任せないと無理なタイプもあるので要注意です。
高機能タイプほど正確にやらないと、後から使いずらくなります。
最低限度確認しておくべきなのは、解体可能か、サイズ寸法、解体時に出てきたパーツの収納方法、解体に必要な工具の有無などです。
解体した時に出てきたパーツはネジ1つ無くなっても、組み立て不可になってしまいますので、細かいものはジップロック状の透明袋に収納して、確実に運ぶ事が重要になります。
工具は規定のものを準備すれば良いですが、ドライバーや六角レンチなどを準備できれば、なおOKです。
可能ならば解体する前の全体像を何枚か準備しておけば、万が一の時に助けになります。
ダブルベッドほどの大きさになると、マットレスの大きさも半端無い大きさなので、いずれにせよ1人では運びきれません。
運ぶ際に引っ越し業者が通常スタイルでやっている方法は、毛布をうまく活用する事です。
傷をつけたくないパーツを毛布にくるむ方法もあります。
角を毛布で覆う形にするのも、よくされている方法です。
組み立てる時にも注意が必要になります。
必要なネジはすべて使いきらなければいけませんし、組み立てるのは必ず専用部屋です。
料金について
ベッド解体は慣れない者が行うには、なかなかハードルが高いので、お金に余裕があるならなるべくプロにまかせた方が安心なのでが、料金が気になります。
シングルベッドは10000万円以内で収まる事がほとんどです。
セミダブルは1人用よりもやや大きいので、一人でゆったり寝たい人に好まれるタイプになります。
運送となるとプラス5000円程度は必要です。
ダブルベッドくらいになると、さらにプラス5000円程度と考えておくのが、無難路線になります。
高額なタイプになると超特大サイズもありますが、ここまで大きなベッドを使っている人はそう多くありません。
最新の住環境であっても、日本家屋では搬入に手間がかかるなど、かなり特殊になるのでプロでないと、解体も無理なこともあります。
引っ越し料金だけで2万円以上は余裕で必要です。
プラスαで搬出するのにクレーン車が必要になる事も多く、解体手数料も含めて追加料金がかかってきます。
ベッド解体のコツ
無理に解体しない幸が大切になります。
後で復元できる自信がないなら適度のところでやめておくか、プロにまかせるのが安心です。