火災保険も引っ越そう

意外と忘れがちな火災保険の引っ越し

引っ越しをするときにはやるべきことが多くてバタバタするものです。
荷物をまとめたり、不要な家具家電を処分したり、新しい家具を購入したりというのも意外と手間がかかります。
それに加えて色々な書類作業があるのでしばらくは慌ただしいですし、ミスがないかと気を遣い疲れるものです。

特に手続き系は忘れていると大変なことも多いので、慎重になります。
しかし、このような手続きの中で意外と忘れられがちなのが火災保険です。
そもそも火災保険の引っ越しを忘れていたり、引っ越しできることを知らなかったりする人も多くいます。
そこで、ここでは火災保険の引っ越し時の手続きの注意点を紹介していきますので引っ越し時の参考にしましょう。

火災保険の引っ越し時の注意

保険関係は引っ越し時に住所変更さえ行えば十分に手続きが終わると思われがちです。
しかし、火災保険だけはすんでいる物件によって保険契約の内容が変わるので気をつけなければなりません。

火災保険は住宅物件では建物や家財一式が対象となります。
ここで、保険の物件の所在地だけでなく、建物構造や広さといったものも補償内容が変わる要因となるのです。
そこで、転居先の物件によっては保険料や補償内容の変更が出てくることもあるのでしっかり確認をしておきましょう。

賃貸物件の火災保険で間違えやすい点

賃貸物件に入居している人は、自分が火災保険に入っているのか理解していないケースがあります。
多くの人たちが入居時の契約で、たくさんの書類の説明を受けながら必要事項を記入しているとだんだんとよくわからなくなってきてしまうのです。
そこで、火災保険に加入したのかどうかを忘れているというケースがあり、自分の加入状況をわかっていないということがおきるのです。
また、物件によっては管理費等と一緒に保険料が引き落とされていたり、入居時に2年分一括支払いしていたりすることもわからなくなる要因にあります。

この火災保険の加入状況は何かあってから確認するのでは遅いので、引っ越しの有無に関係なく覚えていない人は引っ越し時の確認が必要です。
また、引っ越しをする際には今加入している火災保険を次の物件でも引き継ぐことができますし、場合によっては次の物件で別の保険を指定されることがあります。
これは次の物件の指示に従う必要があります。
もしも次の物件で別の火災保険に加入する場合には今の保険は解約しましょう。

保険の解約をすればいくらか解約返戻金が戻ってきます。
面倒でもきちんと手続きをすれば得られるお金がありますから、引っ越し時のバタバタの中でもきちんと手続きをするようにしましょう。
万が一わからないことがあれば、管理会社や保険会社に問い合わせれば対応してもらえます。