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家の物を探してくれる『TagShelf』

どこに何を置いたかがすぐに分からなくなる人のためのアプリ

いつも家の中が整理整頓されていて、どこに何がしまってあるかがすぐにわかるのが理想的だとわかってはいても、なかなかきちんと片付けができないという人は多いものです。
「この間使ったばかりの爪切り、どこに置いたっけ?」「マイナーカードが明日必要なのに、どこにしまったか分からない!」 というような経験をすることが多い人におすすめなのが、家の物を探してくれるアプリ『TagShelf』です。

TagShelfというのは、引き出しの中やクローゼットの中を撮影しておくだけで、何がどこにしまってあるかをすぐに探してくれる便利なアプリです。
アプリのデザインも可愛く使いやすい設計になっているので、物忘れが多い人はスマホにインストールしておくのがおすすめです。
このアプリさえあれば、大切なものが「神隠し」にあってしまう心配もありません。

TagShelfの使い方

TagShelfをインストールしたら、引き出しの中や靴箱の中、クローゼットの中などを片っ端からカメラで撮影していきます。
写真を撮影したら、例えば引き出しの中にあるものをすべてアプリに登録していきます。
そうすると、例えば後からクリップがどこにあるか分からなくなったら、「クリップ」で検索するだけでどこの引きだしにクリップがしまってあるかを教えてくれます。

楽しみながらモノが探せる、そんなアプリが欲しかった人は今すぐインストールしてみましょう。
どこに何がしまってあるかを最初に登録するのが面倒なので、それすら面倒だという人にはあまり向いていないかもしれません。

このアプリは基本的に無料で使えますが、120円を払えば制限解除をすることができます。
チュートリアルもしっかりついていますので、使い方に迷うことはありません。

シーズン用品の管理にはかなり便利

このアプリが便利なのは、シーズン用品を管理する時です。
例えばスキー用品などは箱に入れてクローゼットの奥に収納してしまうと、どの箱に入れたか忘れてしまうことがよくあります。
ところがこのアプリに記録しておけば、あちこちの箱を開けなくてもにすぐに探し出すことができます。
かなり便利なアプリですが、家族全員で共有することはできないので、とりあえず自分の持ち物だけ整理しておくのに役立ちそうです。

へそくりの管理にもぴったりですし、引越し前の片付けや整理整頓にも役立ってくれます。
自分だけの便利な使い方を見つけて活用するのもいいですし、片付けマニアの人が家の中を整理するのにも重宝します。
スマホアプリを使って生活を楽しみたい人は、ぜひこのアプリをインストールしてみてはいかがでしょうか。

部屋を撮影すれば間取り図を作ってくれる『MagicPlan』

『MagicPlan』アプリの特長

引っ越しをするにあたって家具などを買い替えようと思っているけれど、どんなレイアウトにしようか迷っているという人におすすめなのが『MagicPlan』です。
MagicPlanは、家具を置きたい部屋をスマホで撮影するだけで間取り図を作ってくれる便利なアプリで、日本語の他にスペイン語やドイツ語、フランス語、英語などに対応しています。

MagicPlanを使えば家具の配置をあれこれシミュレーションしてみることができるので、インテリアに凝りたい人にもぴったりです。
家具の配置図は3Dビューで表示されるので、他のアプリよりも臨場感にあふれているのもMagicPlanのメリットです。
また、MagicPlanをインストールしておけば、カメラで部屋を撮影するだけでデジタル計測によっておおよその寸法がわかる点も非常に便利です。

開発当初はiPhoneやiPadでしか使えなかったMagicPlanですが、Androidにもインストールできるようになりました。
無料でもかなり使い勝手がいいので、これから引越しをする人はとりあえずインストールしてみることをおすすめします。
ただし無料バージョンではデバイス間での共有ができないので、スマホにダウンロードした後iPadでレイアウトを本格的に楽しみたいというのであれば、有料プランの導入を検討する必要があります。

MagicPlanの使い方

MagicPlanをダウンロードしたら、アカウント登録をスキップしてそのまま使うこともできます。
PCなどとも情報を共有して使いたいのであれば、メールアドレスとパスワード、利用目的を入力する必要があります
「利用目的」は、個人利用の他に「調査・犯罪」「火災・その他」などから選択することができます。

サインアップをすると、アクティベート用のアドレスが掲載されたメールが届くのでここをタップ(クリック)すれば登録が完了します。
「新しい図面」から「新しい部屋」をタップし、「キャプチャ」を選択すると、応接室やクローゼット、会議室など部屋の種類を選べるようになります。

MagicPlanのカメラの使い方に慣れよう

MagicPlanをうまく使いこなせるようになるためには、カメラの使い方に慣れることが大切です。
基本的に、部屋の角をひとつひとつ記録していくことによって計測が行われます。
壁の長さに誤差がある場合、後から正確な数値に修正することももちろんできます。

MagicPlanを完全に使いこなせるようになるには少し時間がかかるかもしれませんから、最初は今住んでいる部屋などを正確に計測してみましょう。
このアプリがインストールされたスマホを持って新しい部屋を見に行けば、どんな家具がぴったり収まるかがすぐに分かります。

引っ越し先の家具配置を前もって再現!『Roomle』

アプリRoomleは部屋の配置を考えられる

賃貸でも持ち家でも、新居に引っ越すとなると、家具の配置をどうするかという事で悩む人は多いでしょう。
初めての一人暮らしの人はもちろん、同棲を始めたり、結婚して二人暮らしになったりする場合もいろいろと悩むことが考えられます。
特に二人で暮らす場合は、意見の対立があるかもしれません。
せっかく二人で暮らすのであれば、そうした対立は避けたいものです。

そんな人におすすめしたいのが、部屋の配置をシミュレーションできるアプリのRoomleです。
このアプリは画面上で部屋の配置を見られるので、分かりやすいでしょう。
一人暮らしであれば、一人であれこれ考えられますし、二人暮らしであれば、二人でこのアプリを見て意見を言いながら、配置をいろいろ考えられます。

こうしたアプリをうまく活用すると、新しい暮らしを容易にイメージ出来るのではないでしょうか。
こういったところがRoomleの特長です。

部屋のカラーもイメージ出来るので便利

例えば、ソファーなどの家具一つでも、そのカラーによって部屋のイメージが変わります。
部屋に置いたら、どんな感じになるかという事は頭の中で考えるのみでは、なかなかイメージしにくいでしょう。

そんな時も役立つのがこのアプリです。
カラーで部屋の配置を見られるので、頭の中でイメージするよりも分かりやすいのではないでしょうか。
家具のカラー一つで部屋が明るい雰囲気になることもありますし、シックな大人っぽい雰囲気になることもあります。

こうした変化を楽しむことができるのもRoomleを使う大きなメリットです。
こうしたカラーの変化による部屋の様子のシミュレーションは、一人で見ても一緒に暮らす予定の二人で見ても楽しいでしょう。
あれこれ言いながら恋人同士や夫婦で見ると二人の仲がいっそう深まりそうです。

使い方は簡単

こういうアプリは、たいていやり方が難しく、登録してスマホに取り入れるだけで疲れてしまうという人もいますし、やり方がよくわからなくて結局取り入れられなかったという人もいるでしょう。
しかし、このアプリはそういう登録や取入れが難しいものとは違うのです。

ちょっと見てみたいので一回だけでいいのであれば、利用者登録をして取り入れなくても使えます。
ただし、大きなパソコン画面でじっくり見たいのであれば、利用者登録をして取り入れた方が良いです。
なるべく、自分の個人情報をWEBで流したくない人に向くアプリではないでしょうか。

もしもシュミレーションしたい物件が複数あるという場合、バージョンによっては無料ですが、有料でもそんなに高い利用料ではありません。
今後、引っ越しなどでお金がかるでしょうから、アプリにはそんなにお金を掛けたくないものです。
なので、こういった仕組みも有難いでしょう。

ダンドリばっちり!『引越しタスク管理マネージャー』

「引っ越し管理タスクマネージャー」の特長

「引っ越し管理タスクマネージャー」はwatanabe yukoが配信する引越しガイド、引越しツールアプリです。
特に、引っ越しは初めてで不安という人にとって、ありがたい機能が満載でしょう。

その特長は引っ越す前にすべきことを教えてくれることです。
特に、評判がいいのは引っ越しカウントダウンが出来るカレンダーや引っ越しの段取りや手続きが分かる機能になります。
引っ越しの際、いつまで何をするのか、最初に何をすべきかがよくわかるでしょう。

引っ越しをスムーズにするために使う

このアプリは引っ越しで迷ったり、困ったりしないために使う人が多いです。
たとえば、引越し会社への支払いを抑えるにはどうしたらいいか、引っ越し費用はどのくらいかということを教えてくれますし、引っ越し会社の一括見積などもできます。
こうしたことは、自分でインターネットで調べられることですが、いちいち調べているとネットサーフィンになってしまい、時間ばかりかかるでしょう。

それよりも、アプリ1個で引っ越しのハウツーなどが一回で分かった方が時間の無駄にならないので得策です。
また、引っ越しの豆知識としていろいろなことが分かっていれば、引っ越しがスムーズにできます。

アプリのコンテンツと使い方を知っておきたい

まずは、このアプリにあるコンテンツをご紹介しましょう。
たとえば、カウントダウン機能があります。
この機能は引越し予定日を入力しておくと、引越しまであと何日あるか教えてくれるので、引っ越しまで何をすべきか分かりやすいです。

また、一括見積という機能もあります。
この機能は、その名の通りの一括で見積を出すもので、いくつかの引越し会社の一括見積依頼が可能です。

準備が整ったものにチェックできるチェックリスト機能があり、to doリストが確認できます。
引っ越し準備の段取りや転居のために必要な手続きがすぐに確認できて便利です。
そして、そこに引越し予定日を入力しておくと、具体的に引っ越し日を逆算して引っ越しの何日前にすべきことが何なのか表示されるので、わかりやすいでしょう。

さらに、出納帳があります。
この機能は、引越しにかかる費用をすべてをメモできるので助かります。
項目の削除や並び替えが可能で、自分にとって必要な項目を新規追加も可能です。

さらに、引越しガイドもあります。
こちらは、引越しのために役立つ情報が満載です。
引っ越し会社選びのコツや引越しの繁盛時期がよくわかります。

設定はまずは引っ越し前の住所、引っ越し後の住所をまず登録します。
こうしておくと、引っ越しの手続きの際の手間が半減になりますが、登録しなくても良いものです。
こうしたコンテンツをうまく活用して、引っ越し本番に向けて頑張りましょう。

繁忙期で引っ越し代が高くついた

引っ越しの繁盛期で引っ越し代が高かった

大学生の娘さんを持つある人は、繁盛期に大学進学のための娘さんの引っ越しをして高い料金を支払いました。
その人には、もう一人娘さんがいます。
下の娘さんも、近々大学進学に備えて引っ越しをする予定なので、今度はもう少し安く引っ越しをさせたいと思っているのです。

上の娘さんの場合は、引っ越しの繁盛期の3月にバタバタと引っ越しをしたので、高くつきました。
2~3月というと、この人の娘さんのように大学進学のために4月から一人暮らしというケースや就職や人事異動が多いので、引っ越しが多いです。
また、余り知られていないのですが、8月下旬から10月も下半期の10月に備えての人事異動があり、子供の夏休みもあるので引っ越しが多くなります。
こういった繁盛期はどうしても引っ越し代が高いのです。

繁盛期にはデメリットがつきもの

実は繁盛期の引っ越しはデメリットがあります。
まずは繁盛期の引っ越し料金はその他の時期よりも高く設定されていることが多いです。
その時期だと、引っ越しせざる得ない人が多いので、割引をしなくてもお客さんが多いからでしょう。

また、予約がなかなか取れないということもあります。
繁忙期の中で最も大変な3月は特に予約が取りにくいです。
希望の日程は既に予約で埋まっていると業者に言われて困ってしまう人も多いでしょう。

いくら料金が高くてもこの時期に値引き交渉早めた方が良いです。
「うちはその値段は無理なので、他をあたってください。」と言われます。
予約のとりにくい時期なので、お金よりも日にちを取った方が得策です。

安く引っ越すコツ

繁盛期でも安く引っ越すコツもあるものです。
たとえば、荷物を減らすという方法があります。
荷物が少なければ、それだけ安く済むので、家具や食器などはなるべく現地で買うようにするとよいでしょう。

また、荷物が少なかったり、一人の引っ越しだったりするならば、レンタカーを借りて自力で引っ越すという方法もあります。
ただし、この場合は荷物があるので、大型車を借りないといけません。
大型車の運転は自信がないという人は、他の人に運転してもらいましょう。
ただ、友人などに手伝ってもらう場合は、それなりの謝礼も必要なので、結局業者に頼むのと変わらなかったという場合もあります。

そして、時期をずらすということも良い方法です。
つまり、繁盛期をずらして引っ越しをするということになります。
たとえば、大学進学の場合、推薦などで早めに決まっていれば、2~3月の繁盛期を避けて1月に引っ越すということも可能です。
また、最低限必要な物のみを宅配便で送って新生活を始め、繁盛期が過ぎたころに引っ越しをするという方法もあります。

引越しの時にパソコンが壊れたトラブル

引っ越しの際パソコンが壊れた

もしも、引っ越しでパソコンが壊れてしまった場合は引っ越し業者の方で弁償してもらえるのでしょうか。
こういったことは、あり得ることなので気になる人も多いことでしょう。
今回は事例を元に検証してみます。

ある人はが引っ越しの際にパソコンに傷があることがわかり、その場で業者に指摘しましたが、業者は保険で修理してほしいと言ったそうです。
その人は、言われた通りに大手カメラ店にパソコンを持っていき、修理を頼んだところ、部品がないので修理不能といわれました。

その時、その人は引っ越し業者にパソコンは年7%の減価償却になるといわれたことを思い出し、業者に再度確認しました。
しかし、なかなか担当者がつかまらず、困ってしまったのです。

外傷があれば保険で減価償却分を引いた額が支払われる

実はパソコンは明らかな外傷があれば、保険で減価償却分を引いた額が支払われます。
上記の事例の場合、後に担当者から電話があり、明らかな傷がパソコンにあったので、前述した処置がとられることになり、購入額と購入時期を記載してほしいと引っ越し業者から言われたそうです。

しかし、実はこの支払いは業者の入っている保険で支払われるのではなく、保障の内容で引っ越し業者が支払うというケースも多くあります。
なぜならば、実際に保険を使うと、保険料が上がってしまうので、業者としては使いたくないのです。
そのため、業者としては支払う額をなるべく抑えようとする場合もあるので、注意してください。

保障が大きくなるためには

減価償却に関しては保険会社によって、だいぶ差があります。
少しでも保障を大きくしたいという場合は、購入金額は定価に近い額で記入しておくと良いでしょう。
その他に、パソコンが壊れたために、どんな損害を被ったかも記載しておくと損害として請求できます。
たとえば、パソコンが壊れたために、仕事ができなかった、仕事が遅れたなどということです。

大手引っ越し業者に電話を掛ける際のポイント

上記の例のように、引っ越しの際のトラブルがあり、担当者と話したい場合、なかなか担当者がつかまらないことが多くあります。
その場合、電話に出た相手の名前を聞くのはもちろん、自分の名前もきちんと言い、担当者の名前を出して、いつ頃までにかけてほしいということをはっきりといいましょう。
また、仕事の都合などのため、自分でかけたい場合は、いつ電話をかけるということをはっきりと言っておくと良いです。

引っ越し業界は忙しいので、なかなか担当者と話せないものです。
実際に、なかなか担当者がいないため、面倒になってトラブルに目をつぶってしまう場合もあります。
しかし、そうなっては引っ越しを依頼した側が損をしたり、困ったりするので良くないです。
是非とも、担当者と話したいことがあるとアピールしましょう。”

テレビの画面にひびが入ったトラブル

引っ越しの際にテレビが壊れたというトラブル

引っ越しの際にテレビが壊れてしまったら、その修理費は引っ越し業者で払ってもらえるものでしょうか。
実際に、こういったトラブルは多いので検証してみます。

まず、トラブル事例をご紹介しましょう。
ある人が引っ越しを終えてテレビをつけたら、画面に大きなひびが入っているのがわかりました。
実は、その傷は表面上でわからないもので、電源を入れる際に発見したそうです。

そのテレビは壁掛けだったので、引っ越し荷物をまとめる際に取り外して床に置いておいておいたのです。
その人は引っ越し作業の際に何かあったのではないかと、引っ越し業者を疑い問い合わせましたが、業者は床に置いてあったテレビを毛布に梱包して運んだのみなので、こちらには責任はないと言いました。
まるで、引っ越し前の取り外しの際の不手際のように言われたようで、その人はいい気持ちがしなかったようです。
何としても、業者に非を認めてほしかったその人は上司に訴えたところ、メーカーに壊れた状況を確認してもらって見積書を作成してほしいと言われたので、その人はメーカーに状況を見てもらうことにしました。

メーカーによると、破損原因は外部からの衝撃ということでしたが、直接引っ越し作業が原因とは断定できません。
業者は明確に引っ越し作業が原因ということでないと、弁償できないと一点張りでした。

外部に傷がないと補償対象外

実は、上記のようなトラブルの場合、引っ越し業者に弁償義務はありません。
なぜならば、引越約款に「家電製品全般の内部の故障は外傷が見られない場合は補償対象外」となっているからです。
これは引越作業のために起こりえる破損紛失の補償範囲になります。
もしも、明らかに引っ越し作業中のトラブルで、目に見える傷やへこみが生じてしまったら、補償範囲になるのです。

上記の場合は電源を入れなければわからないひびなので、補償の対象にはなりません。
たとえば、冷蔵庫の場合でも、引っ越し前は問題なく機能していたのに、引っ越し後何らかのトラブルで冷却機能がダメになっても、外傷やへこみが見られなければ保証の対象にはならないのです。

引越約款を事前に確認する

こうしたトラブルを回避するためには、事前に引越約款を確認しておくことです。
実は、引っ越し業者はお客様に引越約款を渡したことで、その内容が理解したとみなします。
つまり、引っ越し業者は引越約款を渡すのみでよいということになっていて、その内容を口頭でさらに説明はしなくてよいのです。

こういったことは、引っ越しを頼む側から見ると寝耳に水ということになります。
たいていの人は引っ越しを頼む際に引越約款を渡されても、こまめにチェックしないからです。
今後はどんなに忙しくても、さっとでも引越約款を事前に確認しておきましょう。

追加費用が高かったトラブル

どんなトラブル?

引っ越しトラブルでよく発生するのが、追加料金を当日になって請求されたといったケースです。
いわゆる見積もりミスという事で、国民生活センターでも何度か注意を呼びかける記事が公開されています。

全体的にも多い事例だからこそ、注意喚起がなされるわけですが、事業者だけを一方的に責めるわけにいかない要因も、一部見受けられるのです。

まず一般的な約款を再確認してみます。
追加呂金が発生するケースとして考えられるのは7つです。

引っ越し当日になっても、荷物の梱包が終わっていないといった消費者側の事情で、運搬できなかった時、当日になって不用品処分を業者側へ請求した時、当日になって荷物が多すぎて積み荷できず時間延長になった時、道路道幅が狭くて別途有料駐車場へ停車する事になった時、結果クレーン車での運搬になってしまった時、エアコンを新居に設置する際に追加工事が必要と判明した時、ペットの移送をめぐっての行き違いが起きた時などになります。

どっちもどっちと言いたくなる事情も、時々ある事を特筆すべき事がらです。
約款を消費者側が熟読していれば、トラブルにならなかったかもしれません。

通常引っ越し業者は一日のうちでも、他者荷物を効率よく一緒に積み荷する事で、安さをあげている場合も多々あります。
自分のところで想定外に手間取っていれば、他の誰かが嫌な想いをしているかもしれないのです。
事前に細かい打ち合わせをしておくべきです。

特にペットに関しては、昨今のペットブームもあって今後もますます増える事が予測されるトラブルだけに、消費者側も必要な報告はすべて細かく業者へ伝える心つもりが必要です。
不用品処理を当日に業者へ依頼するなど強引な依頼は、なるべく避けた方が安心です。

対策について

訪問見積もりをする事で避けられるトラブルもあります。
特にインターネットで簡単に依頼できるサービスも増えていますが、メール交換だけのやりとりなら、なおさら消費者側が、業者へ向けて細かく状況説明が必要です。

そうは言っても人間のなせるわざで、伝え忘れも必ず出てきます。
事業者側がトラックが通過できる範囲の道路要件を消費者に伝えて、追加料金が必要になる場合もある事を、親切丁寧に伝える事も重要です。

さらに消費者側も実際の道路事情を業者側へ事前に丁寧に伝えておく配慮に必要になってきます。

ポイントをおさらい

トラブルを避けるために、消費者側も考慮する事が大切です。
引っ越し業者は荷物を運び入れるところまでが、基本の作業になるのが一般的になります。

引っ越し先の条件を事前に消費者側が確認しておく事は大切です。
設置工事だけで数万円かかるなら買った方がましなケースもあります。

業者が来ないトラブル

トラブルケースと原因

年明けから4月の新年度に向けて、転勤や進学あるいは就職などで移動を検討している人の中には、気持ちもそぞろといった人も多いのではないでしょうか。
目的地が今住んでいる家から近く、通うだけならいいのですが、遠方への移動を余儀なくされる人は、特に注意が必要です。

引っ越しトラブルが多発するからです。
特に3月はピークを迎えるので、引っ越し業者はおおわらわ状態になります。

確実に希望通りの時間を予約できない可能性も考えて、余裕を持って計画をたてた方が安全です。
実際国民生活センターのホームぺージから、引っ越しで検索すると100件以上検索にひっかかります。

例年3月末から4月初めにかけては、一年のおよそ3分の1ほどの引っ越しが集中します。
ただでさえ気持ちが落ち着かないところへ、引っ越しという一大イベントが重なるのですから、業者も消費者も過剰に殺気立つのかもしれません。

実際2008年から2013年にかけて、国民生活センターに寄せられた相談件数が、一年平均ほぼ200件越え、2013年に少し減ったものの、それでも100件を余裕で超えています。
その事例を見ると事前にちゃんと解約を申し出たのに、解約料を請求されたといった事例や、業者が来ないといったもの、荷物が破損していたのに業者がまったく対応してくれないというものなど様々です。

荷物が破損とは運が悪かったとしか言いようがないのですが、業者がこないのは困ります。
いわゆる約束不履行ですが、ネット社会らしくインターネットで予約をした引っ越し業者が、約束時間を2時間過ぎても来なかった例は、深刻です。

しびれを切らして消費者が業者へ連絡すると、運転手の体調不良で人繰りができないとの返答が返ってきました。
いつになるかわからないとのなんとも無責任な内容です。
当日がアパートを退日だった状況だったために、途方にくれての相談されました。

対策

ネットだけで顔が見えない業者は要注意です。
もちろん途中の渋滞に巻き込まれる事もあります。

不測の事態はいつでも起こりえる事は、消費者もしっかり認識しておくべきなのは当然です。
まったく連絡がないまま待たされる消費者の不安感はいかばかりか、そこを事業者側が細かやかな心配りをすべきなのは、当然です。

業者を頼む際には、どのようにクレーム処理をしているかも、確認の上評判の良い、良質な業者を選ぶのが賢明な対応になります。

ポイント

まったく連絡もせず業者が来ないのは切ないですし、2度とそのような業者は使わない方が賢明です。
他にも様々なトラブルが発生しているので、1つできる対策としては契約時に必ず手渡されるはずの、引越約款を隅々まで読み理解しておくことが大切になります。

約款にしたがって検討するなら、引っ越し当日に契約通りに引っ越しが進まず一方的な約束不履行になった時は、3ヶ月以内に限り損害橋方を請求できるのです。

自力引越しにまつわるトラブル

安く済ませたいから自力引越し、でもそれ、失敗になることも

少しでも安く引越ししたいという気持ち、わからなくもないのですが、自力引越しを行って失敗した・・・と後悔されている方も実は多いのです。
手伝ってくれる人が多いから、また親類がきてくれるからと、自力での引越しをしたらトラブルになったという事もあります。

安く済むという理由だけで自力引越しする場合、リスク、トラブルが起こる可能性があるという事も理解が必要でしょう。

荷造りってこんなに大変だったのか

引越し業者の方に依頼して荷造りから業者の方にしてもらうと、丁寧に破損することがないように、また順序よく荷造りしてくれます。
もちろん段ボールなども荷造り専用のものを用意してくれるので安心です。

自力引越しの場合、段ボールをスーパーやホームセンターなどでもらってくるようですが、大きさも差がありますし、壊れやすいものが多かったりして、梱包した中身が破損していたという事も少なくないようです。

途中で段ボールが無くなると結局ビニール袋に入れて最終的に破損・・・という事も少なくありません。

トラックを手配していたのに・・・

引越し業者の方に依頼すればトラックの手配なども心配ありませんが、誰が知り合いの方のトラックを借りるという場合、当日になって借りられなくなった・・・という事も起ります。

お金を出してレンタルという事ならこうしたこともありませんが、知り合いの方が保有されているトラックの場合こうした、いきなりキャンセル・・・という事もあるのでこれは怒っても仕方ありません。

結局レンタルすることになり、だったら最初からレンタルしておけば面倒もなかったよ・・・と後悔することもあります。

荷物ってどうやって積み込めばいいの?

レンタカーを借りてよしこれから荷物を積むという段階で、こうした荷物を積んだことがない人というのは、何から積めばいいのかわからないので積込する際に悩むことになります。

平ボディを借りた場合、コンテナ、ほろなどがないので高く積むことが出来ず、何回も往復したり、またシートやロープを購入してくる羽目になります。

時間オーバー、手伝ってくれる方にランチと夕飯をおごる事に

友人に手伝ってもらう場合、もちろんお昼の費用を出してちょっとお礼の金額を包むくらいするものですが、素人の引越しは段取りも悪いので、何かと時間がかかり、結局夜までかかってやっと終わったという事も少なくありません。

この場合、夕飯をごちそうすることも必要になるので、予想外の出費となることもあるのです。
レンタカーも当日の時間内に返却できず、結局超過した分の料金を払うことになり・・こんなことなら業者に依頼した方がよかったかもと思う方も少なくありません。