ガラス

ガラスを捨てるのはけっこう厄介

家庭から出る廃棄物の中でも、特に扱いが厄介なもののひとつにガラスがあります。
割れたガラスは危険ですから、頑丈にくるんで捨てなければいけませんし、重量があるのもガラスの扱いにくいポイントのひとつです。
ガラス瓶などでも、割れてしまったものはダンボール紙や古布などに包んで燃えないゴミとして出すことになります。

この際、地方自治体によっては燃えないゴミとして出せる大きさが決まっていることに注意しましょう。
燃えないゴミとして出せる基準は、大まかに言って24cm×24cm×35cm、18リットル缶前後の大きさです。
ですから、割れてしまった ガラスの破片の一辺が35cm以下であれば燃えないゴミとして出してもかまわないことになります。

逆に言えば、35cm以上の大きなガラス片に関しては、粗大ゴミとして捨てることになります。
住んでいる自治体の粗大ゴミ回収センターに連絡をし、回収に来てもらう日時を指定してもらったら、その時間までに粗大ごみ回収券(有料)を購入してガラスに貼り付けておきます。

粗大ゴミに関しては、処理施設に自分で持ち込む方法もあります。
この方法だと取りに来てもらうよりも安上がりですので、粗大ゴミがいくつもあるような場合には自分が搬入することも考えてみるといいでしょう。
粗大ごみが入るような大きなクルマを所有していない場合、不用品回収業者に軽トラックで来てもらい、不用品をまとめて持って行ってもらうことも一つの案です。

割れたガラスの掃除方法

ダイニングやキッチンなどでガラスが割れてしまった場合、一刻も早く掃除をしてガラスの破片を片付けなければなりません。
割れてしまったガラスは非常に危険ですので、素手で扱うのは絶対にやめましょう。
厚手のゴム手袋または軍手をはめてから大きな破片は手で拾い 小さな欠片はほうきで静かにはき、ちりとりで回収します。

目に見えない小さなガラス片に関しては、掃除機を使って吸い取るのが一番です。
ガラス片が絨毯の上に散らばっているような時も、掃除機を使って掃除をしましょう。
この時、吸い込み口にストッキングなどを被せれば、ガラスの破片で掃除機に傷をつける心配がありません。
万が一掃除機でもガラスの破片を吸い取れないような時には、ガムテープを貼り付けて破片を回収する方法がおすすめです。

不要なガラスの処分を専門業者に任せる方法もある

自分でガラスを処分するのが面倒、あるいはガラスが多すぎて専門業者に任せるしかないという場合もあると思います。
このような時には、電話中などでリサイクル業者や不用品回収業者を探して、ガラスの処分をしてくれるかどうか問い合わせてみましょう。