引越しのきっかけは?

きっかけは主に5タイプ

人は引越しをするとき、どんなきっかけが背景にあるのでしょう。
大きく分けると、主に5タイプがあります。

住環境を向上させるため、建て替えや住まい購入、結婚(同棲)、転職や転勤、就職や進学の5つ。
1年の中で引越しする人が最も多くなる9月と3月は、全体の約12%を占める就職や進学と、約27%の転職や転勤があるからです。

きっかけのタイプ別特徴

住環境を向上させるために引越しをするというタイプは、子供が大きくなる上で子育てしやすい地域に移り住みたいなどの理由があるようです。
近くに保育所や病院、公園、スーパーなどがある、駅から近くて通勤がしやすくなるなど、利便性を追求する引越しになるでしょう。

建て替えや住まい購入のタイプは、将来的に一軒家とマンションとどちらが有利か、一戸建てとマンションのどちらでも、購入をする場合は住宅ローンの組み方も大切なポイントです。
できるだけ負担を軽くして賢くローンを組むには、どんな選択肢があるのかなど、物件選び以外の要素もあります。

結婚(同棲)がきっかけのタイプは、場所選び以上に大切なのが間取りです。
特に人気が高いのは、2LDKの物件。
結婚も同棲も、二人で今よりさらによい関係を持続させるためには、どんな空間がベストなのかというところをポイントに選ばれています。

転職や転勤によるタイプは、引越しをする前の住まいから遠方になることが特徴的。
お子さんがいたり共働きのご家庭では学校や職場がありますので、単身赴任にするか一緒に引越してみんなで移り住むかで物件選びが違ってきます。
転勤は急に辞令がおりることが多いので、準備する資金のことも考えなければなりません。

就職や進学で引越しタイプは、一人暮らしになることがほとんどです。
引越しそのものが人生で初めてという方が多いので、どのくらいお金がかかるのかなど必要なことを確認してから準備に取り掛かることが大切でしょう。
進学の方は卒業するまでの数年間住み続けることを前提に探し、スーパーやコンビニなどが近くにあると自然に自炊しやすくなります。

実際に引越しをした人の生の声

引越し経験者の方たちは、どんな理由で転居を決意したのでしょう。
リアルな声を調査したランキングがありました。
>>http://www.homes.co.jp/kurashito/staff/campaign201205-cam05/

進学や仕事などの前向きなきっかけばかりだと思っていたのですが、実際には部屋の狭さ、設備の古さ、ご近所トラブルなど住環境に問題を感じて出て行ったという方が多いようです。
こうした生の声を知ると、これから物件探しをするときにどんなポイントをチェックすればいいかが自ずと見えてきます。

実際に住んでみなければ分からないこともあるでしょうが、訪れただけで確認できることも多々あります。
せっかく新生活を始めた場所で嫌な思いをしないためにも、参考になさってみてください。