部屋の探し方

入学や就職などで実家を離れて新生活を始める際にまず決めなければならないのが住居です。
そこでポイントを押さえて失敗しない新居選びをしましょう。

部屋を借りる時のポイント

最寄り駅からの利便性や建物の立地、部屋の間取りなどで目ぼしいものが見つかった時に確認するポイントは家賃、敷金、礼金です。
家賃は毎月発生する部屋の賃料であり、敷金は借主に何か起こった時のため、担保として預けておくお金のことであり、物件によって家賃の○ヶ月分と提示されます。
礼金は仲介手数料とも言われており、大家さんに謝礼として渡すものとなっています。

毎月の家賃は少額でも部屋を契約する時に敷金○ヶ月分、礼金=家賃1ヶ月分、前家賃の支払いが必要になれば大きな出費となるので注意が必要です。
この出費は新たに部屋を借りる際には必ずと言っていいほど必要になるので慎重に部屋を選ぶ必要があります。

家賃の相場は?

立地や間取り、建物のタイプによって家賃の相場を大きく変わってくるので一概には言えないのですが、目安であれば自分の収入から知ることが出来ます。
家賃の目安は一般的にボーナスや臨時収入などを除いた固定収入の1/3から1/4と言われており、手取り20万円の場合は6万円から8万円となります。
家賃以外にも物件によっては共益費や管理費、駐車場代や自治会費、保険料なども発生する場合があるので、これも含んだ金額が収入の1/3から1/4となります。

毎月の固定費として発生する家賃は無理をして高い家賃の物件を選んでしまうと生活費などに大きく響いてしまいます。
もちろん探している地域などによっては希望の予算通りに選ぶことが出来ないこともあるでしょう。
そんな時には物件を選ぶ時の条件に優先順位を付けてみましょう。

不動産屋について

部屋探しをする際には不動産屋に行くのが一般的であり、不動産屋は様々な物件を管理しているので、自分の希望を伝えればそれに合致した物件を探して紹介してくれます。
不動産屋に行く前にはあらかじめ自分の希望や条件をまとめて、実際にインターネットなどで物件を探しておくのもよいでしょう。
最近では様々な不動産屋が物件情報を掲載しているインターネットサイトもあるのでとても便利です。

街を歩くと至るところに不動産屋があるのでいざ部屋を探すとなるとどころ選べば良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
中にはトラブルを起こす悪質な不動産屋も存在するので部屋選びの前にまずは不動産屋選びを慎重にしなければなりません。

不動産屋を選ぶ際にはまず宅建免許番号というものを一つの判断基準にすることが出来ます。
宅建免許番号の横に()があり、この()の中に数字が書いてあるのですが、これは宅建免許の更新をした回数が書かれています。
5年ごとに更新が行われることから、2と書いてあれば5年以上営業していることになり、数字が大きければ大きいほどその不動産屋は営業期間が長いということがわかります。
トラブルを起こす不動産屋には更新がされないので判断基準にすることが出来るのです。